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 オフライン関連ではないのですが…。
 数年前に逆キリバンを踏んで某素敵オウガサイトの管理人さんからリクを頂いたお話をいまさらこっそりUPです。
 全部書きあがったらサイトにお邪魔して平伏して献上しようと思いつつ、プロットを書いてから少なくとも二年くらい経過しているいわくつきの短編だったり…(滝汗)。





 「アクロースさんお誕生日おめでとうございます!」

 「はいっ、これ俺たちからのプレゼント。」

 「今年こそ、手ごろな男を捕まえられるよう祈っとるわ。」

 「まあ、死なずにここまで来れたことは祝うべきだな。」

 「あら?何をしてるの、『死神』のみんなってば。」

 通りすがりのジュスティーヌは、目の前の光景に首を傾げました。死神『プリンセス』のアクロースの周囲に、他のユニットたちがまるで樹液に群がる虫のように集まっています。

 「ああ、そういえば今日はアクロース殿の誕生日だとディケンズが言っていたな。」

 返事をするのは横を歩いていたトリスタンです。やや的外れな質問だなと感じながらも、皇子は深く気にすることなく返事をしました。

 「えっ?どうして誕生日なんかを祝うの?」

 「いや、どうしてと訊ねられても…。この世に生を受けた特別な日を、親しい人々と祝うのはごく自然なことではないのかな?」

 言ってから、トリスタン皇子はしまったと思いました。ジュスティーヌが「へえ、そうなんだ…。私、一度も誕生パーティなんて体験したことないから。」なんて呟いたからです。

 そういえば彼女はラシュディの予言のせいで、生まれてこのかた肩身の狭い思いをして、約20年も息を潜める日陰者人生を送ってきたというではありませんか。

 トリスタン皇子はそんなジュスティーヌのことをけっこう不憫に思いました。

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 学校のfield tripでリッチモンドとダラムの修道院に行くことになり。
 いい機会なので、私の修道士萌えの原点である『修道士カドフェル』のDVDを観返してました。

 高校生の時に小説版を読んで、それから衛星放送でやってたのもビデオに録画していたんですが、ここ数年観てなかった→お気に入りの本屋で偶然ボックスセットを発見、最安値のアマゾンで購入してしまったのです。
 どちらかと言うと中世ベネディクト派修道士の生活を楽しむぞ~というコレクター感覚でゲットしたんですが。
 …やべぇ!デレク・ジャコビがカッコ良すぎる!!
 はっと目を見開いた時の表情がとってもカワユイです。あごをたぷたぷ触ってみたい衝動に駆られます。

 ところで第二シリーズからヒュー・べリンガーの髪型が変わりますが、やっぱり第一シーズンのヘアスタイル(『ワンピース』のヘルメッポそっくり)は絶不評だったんでしょうか。

 さておき。
 来週あたりにはラーンスロットの「よろこびの砦」だったとされるバンバラ城と、映画版ハリポタでも使われたアニック城に行ってきます~。

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 何だかんだで作業が遅れてて申し訳ありません。。。
 っていうか、メールの返事…(土下座)。
 日常でのメールの遣り取り(ほぼ全部えーご)で燃えつきる毎日です…とほほ。

 そんなこんなでメールのお返事をちまちまと書きながら、ブログのほうは別サイトの過去ログから更新。

 イギリスのコメディ番組で『Green Wing』というのがあるんですが。
 それに出てくる半分だけ血の繋がった兄弟(ただしこっちは異父)にも萌え萌えしています。
 兄貴が押しの強い自意識過剰の変人で、弟は気弱で落ちこぼれで思い込みの激しい変人なんですが、ひたすら二人のやりとりがかわいい!
 外見は全然マルチェロとククールっぽくないんですが、ノリは何となくあの兄弟に通じるところがある気がします。


 あと、Dario Argento監督のフランス語映画『Le Fantome de l'Opera』を観ました。
 フランス語音声のみ、字幕なしで観たのでいくつか勘違いがあるかも。

 ともあれ。あらすじ&ツッコミをリストにしますと…

 ・ファントムは赤ちゃんの時に捨てられて、カタコンベでねずみに育てられました
 ・でも人間の言葉がきちんと話せます
 ・そして脅迫状を丁寧な筆跡でしたためたりします
 ・何故か隠れ家に立派なパイプオルガンがあります、運送業者に頼んだのか自分であくせく運んだのか気になります
 ・ファントムは長髪のいけめんです
 ・仮面なんて一度もかぶりません
 ・ヘヴィメタを演奏しててもきっと違和感がありません
 ・なんでこれまで誰も正体に気づかなかったんだというくらい人目につきやすい場所に出没します
 ・趣味は殺人と、素肌にねずみを這い回らせてハアハアすることです。クリスティーヌもドン引きです
 ・ラウールに撃たれても死にません、ていうか怪我した直後にクリスティーヌとラウールと三人で警察から逃げようとします
 ・さらに警官に撃たれても死にません
 ・ホームレスに刺されても死にません、返り討ちにするほど元気です
 ・でも最後は撃たれて死にました、まさかここまで長持ちするとは思わず…何回撃たれたか数えておくべきでした


 なお、上記の映画版でもシャンデリアは落ちますが、クリスティーヌのライバルの舞台を邪魔しようと必死なファントムが、支柱をハンマーでがんがん叩いた結果の惨事でした。
 長髪を振り乱して、槌を振るうファントムの姿はすごい笑えました…。

 観ている最中、奇妙な既視感をおぼえたのですが、このおフランス版ファントムって、私がイメージするDQ4のピサロと非常に近いです。
 美形だけど友達いない&愛ゆえに大暴走して殺人しまくったせいで恋人にもきしょがられてるところが。


 なお、以下のサイトでファントムの写真が見れます

http://www.cinetroc.com/echange-dvd/7431_Le_fantome_de_l_opera.html
 

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 数ヶ月前にほぼ書き上げたゲームブックアンソロ原稿から抜粋ですー。
 カイン(サマルトリアの王子)←ナナ(ムーンたん)なお話。
 実はまだタイトルがさっぱり決まってなかったり。。。
 さておき。




 「どーしたんだよ、ナナ?」

 カインが肘をつついて耳打ちしてくる。手にしていた扇子で口元を覆うと、あたしは素っ気無く「どうもしないわよ」と答えてみせた。

 「どうもしない、だって?…退屈が服着て歩いてるって顔してるぜ、お前?」

 「ええ、退屈よ。でも仕方ないわ。このまま誰かと結婚して、国を治めて--。そんな退屈の連続があたしの今後の人生なのよ。」

 「…おいおい。それが花婿選びの夜にお姫様が口にする言葉かよ?」

 「好きな人がいても仕方ないわ。」

 「いるのかよ!?」

 あたしの言葉に、カインはわざとらしく動揺する。

 「何よ?あんたには関係ないことでしょ。どうせ勝算はないんだから、とっくに諦めてるわよ。」

 「ああ--。まあ、そう気にするなよ。別にミリアのほうがナナより美人ってわけじゃねーぜ?ただ、好みは人それぞれってだけだからさ。」

 勝手にローレシアの王子だと誤解してる。ああ、本当に鈍い男。

 「…あんたもからかいに来たの?冷やかしならお断りよ。」

 「おいおい、おれがナナにプロポーズに来たってどうして考えられないのかね?」

 「何言ってるの!?冗談にしては笑えないわよ!?」

 きっと睨むと、カインはあたしの肩に置こうとしていた手を引っ込めた。「…おっと。」と気まずそうに呟く。

 こうやって、旅をしていた頃のような気安さで接するのはもう止めてほしい。変な期待をしてしまいそうだから。

 

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 さっそくご覧になってくださった方がいるようで、嬉しいです~。
 まとまった時間が取れないので週末まで仮UP状態になりそうですが、まったりヲタトークをしていきたいと思います。

 まずは、TOPページにもちらりと書いた『リトル・ブリテン』のセバスチャンのことを。

 セバスチャンはマイケル首相の秘書。「Whatever.」(「まあ、どうでもいいけど。」)がキメ台詞。ダンディな首相のことが大好きで、二人の仲を邪魔する者には容赦をしません。
 ハンサムな黒人青年がマイケル首相のところに来たら二人を引き離そうと躍起になり、奥さんが妊娠したと知ると「まことに遺憾ながら…」との声明文を発表しようとし、「年なんだから引退してはどうかね!?」と野党がマイケルを個人攻撃したら「You are so beautiful...」と歌を歌いながら議会に侵入したりします。
 この偏愛っぷり(しかも相手にされてないのにひたすら情熱を傾け続ける)ところが私の脳内におけるククールっぽいなあと思いました。

 なお、聖セバスチアヌスは兵士やアーチャー、ペストからの守護聖人なのですが。
 矢で射抜かれて恍惚とした顔をしているところから、非公式設定でゲイの守護者とも見なされています(『エロイカより愛をこめて』でスイスの修道士さんに「セバスチャン」という名前が使われているのはそのためでしょう)。


 あと、こっそりアルモドバル監督の『バッド・エデュケーション』でマルクク主を妄想した腐女子が全国で15万人くらいいたらいいなあと思います。

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サイト「Merlin's Isle of Gramarye」関連の連絡と萌え語りの場になるかと。
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